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越南の首都

<米作の原風景を求めて ~少数民族と棚田~3>

旅行期間:2013/12/28~2013/01/04

予定の時刻より少々早く広州に到着。案内に従ってトランジットカウンターに並ぶ。乗継客は多く、30分くらい待ってハノイ行の搭乗券をもらう。預け入れ荷物はどうするかと言うと、広州までの搭乗券の半券を回収し、それを基に空港職員が手配する模様。

・・・このシステム、半券を回収されるからマイレージの事後申請できないやん!

まぁ、チェックイン時にマイレージ番号を登録していたから俺は問題ないけどさ。預け入れ荷物の重量も訊かれたが、隣の窓口では日本人の若い男性2人組が英語の聞き取りに苦労していたようだった。

約2時間半の乗継時間は順調に進むと結構持て余す、特にWi-Fiがないと尚更だ。空港のFreeWi-Fiはあるのだが登録しないと使えないタイプ。ましてや中国なのでfbもTwitterも使えないので無理して接続する必要もない。

ということで、ガイドブックで今回行く予定のない場所について調べることに時間を費やした。まぁ、単純に読み物として読むのも悪くない、という感想。

広州からハノイのフライトは約30分遅れて出発。ベトナム航空(VN)と中国南方航空のコードシェア便なのだが運行はVN、ということでCAのアオザイ姿に期待していたのだが残念なことに全員男性だった。正確には1人中年の女性もいたのだが、Cクラス担当の模様。

出発が遅れた分、到着も30分遅れてハノイに到着。今回は短期旅行なので宿のピックアップを頼んでおいた。ちなみに今回の宿はMay de Ville Backpackers Hostelだ。ドミで5ドル、ピックアップは18ドル。

うーん。エアポートミニバスを使えばもっと安く市内まで行けるが、そこからまた旧市街まで行く必要があるのと時間を節約したいので仕方ない。短期旅行なので時は金なり、だ。

この時期のハノイは涼しい。全く南国の空気は感じられない。ホステルに併設されているカウンターで翌日のラオカイまでの夜行列車と翌日の1日ツアーを申し込む。夜行列車は21:10発のもの。ハロン湾1日ツアーだと戻りが21:30頃になるとのことで、ホアルー&タムコックのツアーを申し込んだ。

実際のところ、外に旅行会社は幾らでもあるのでもっと早くハノイに戻るハロン湾1日ツアーを探せるのだが、今回は当初からホアルー&タムコックへ行こうと考えていた。というのも、ハロン湾は1日ツアーだと僅か4時間のクルーズで極一部しか観られずに帰ることになるからだ。どうせハロン湾へ行くなら1泊2日のクルーズでキチンと見どころを周るものが良いと考えていたのだ。クルーズに関しては内容が金額に比例する。安いものはそれなり、高いものはアクティビティも充実していたり、するのだ。Webの感想をチェックすると、ハロン湾クルーズは結構賛否両論分かれるのだが、つまらないという感想は概して1日クルーズに参加した人が多いように思える。よって、当初から1日しか時間が取れないのならホアルー&タムコックへ行こうと考えていたのだ。

ちなみにもう1つ選択肢はあって、着いたその足で夜行列車に乗ってラオカイへ向かうというもの。毎週日曜日にはラオカイからミニバスで1時間くらい走ったところにあるバックハ―でマーケットが開かれる。このマーケットは花モン族が集まるなかなか壮観なものらしいのだ。他には土曜日にカンカウ、火曜日にコックリ―でそれぞれマーケットがあるのだが、規模が小さくアクセスもバックハ―より面倒臭い。しかし、土曜の夜の列車は混むだろうから駅まで行ってフルだと言われるのが嫌だったので、リスクを避け、ハノイに1泊することにした。もちろん事前に日本から現地の旅行会社を通じて手配することも可能なのだが、まぁそこまでする必要もないか、というのが正直な気分だった。

いずれにしても明日以降の予定が決まったので荷物を置いて外に繰り出すことにした。まずは腹ごしらえだ。ということで近場を散策しつつ、適当な店を物色したわけだが、アウェーを感じた。というのもどこを見ても現地人のグループや旅行者(欧米人が殆ど)のグループばかりなのだ。

ハノイには1人旅いないのか?まぁそんなことを気にする俺ではない。数々のアウェーを味わってきたし、日本でも1人○○は得意ジャンルだ。適当に屋台で食べ歩きしつつ、締めでチャーハン的な何かを注文・・・したら量が多すぎた。でもご飯は残さない主義なので完食。宿に戻ってシャワーを浴びて早々に寝ることにした。6人ドミトリーで他の宿泊者はまだ誰も戻ってきていなかった。

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