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基礎からよく分かる航空券の取り方

現在は海外に長期滞在中で、その後は中~長期旅の予定ですが、
今までは会社員をしながら休暇を利用して短期の旅に出ていました。
休暇は、年末年始・ゴールデンウィーク(GW)、夏休みです。
アジアの近場なんかだと3連休や有休をつけて4日で出かけたりもしましたが。
おっと、夏休みについては補足。
直近で在籍していた会社では夏休みは一斉に取得せずに、ズラして取る
スタイルだった(最近はそういう会社多いですよね)んですが、
一年中いつ取っても良かったのです。これはメリットでしたね。
航空券の安い時期に休暇を取ったり、渡航先のベストシーズンに合わせて
休暇を取る、といったことが可能でしたので。
で、繁忙期の航空券の取り方について「高くない?」「なかなか取れないんだけど」
とよく質問を受けたのでまとめてみます。
まず、日本発着便の航空券は「世界で最も高く、最も安い」と言われるくらい
繁忙期と閑散期で値段が違います。というのも、価格は需給関係で決まるわけですし
やはり日本の会社員は休暇をそんなに取れません。よって、必然的に年末年始・GW・
夏休みに集中してしまうんですね。当然、航空券も高くなります。それどころか
人気路線だと高い航空券も早々に売り切れてしまうことはザラです。
そこしか休めないんだから背に腹は変えられませんね。
航空券は大きく分けて3種類に分かれます。


「ノーマル航空券」
「PEX航空券」
「格安航空券」


です。
「ノーマル航空券」というのは定価です。
ビジネス用途で飛行機に乗る人でなければなかなか買わないかと思います。
よって、多くの旅行者(ツアーではなくエアオンの方)はPEX航空券か格安航空券を
買うことになると思います。ノーマル運賃はエコノミーでも非常に高いので。
まず航空券の運賃というのは、路線によって定められています。予約クラス毎にですが。
あ、予約クラスというのは後で説明します。
「PEX航空券」というのは航空会社が価格を設定する割引航空券です。
高いノーマル運賃で購入する人は少ないので当然です。
ANAで言うところの「エコ割」ですね。
対して「格安航空券」というのは旅行会社が独自に価格設定をして販売する航空券です。
航空会社は運賃を自由に設定できないのです。運輸省の認可を取る必要があるので。
なのでPEX料金というのは明確です。ところが、旅行会社が販売する格安航空券は
旅行会社が好きに価格を設定できます。というのもこれは本来ツアー用に割り当てられた
航空券を旅行会社がバラ売りしたもの
ものです。
平たく言えば、売れ残りを安く販売するわけです。
売れ残るより格安価格で少しでも売った方が旅行会社としても得ですよね。
なのでたまにびっくりするほど安い価格で売り出されます。逆に繁忙期については期待できません。
なぜか?
繁忙期は黙っていても航空券が売れるので。
よって、繁忙期は格安航空券は基本的に出ないと考えた方が良いです。
繁忙期に安く航空券を取りたいのであれば、必然的にPEX航空券狙いとなります。
航空券の座席が

「ファーストクラス(Fクラス)」
「ビジネスクラス(Cクラス)」
「エコノミークラス(Yクラス)」

と分かれているのは常識だと思いますが、その中でも予約クラスというもので
さらに細かく分かれています(特に意識すべきはYクラス)。
この予約クラスが違うと何が違うのか?
飛行機に乗る上では何も変わりません。
同じ座席です。
ただ、概して高い予約クラスの方が条件が良いくらい。
キャンセル時の払い戻しが可能だったり、とか。
どのみち繁忙期なら日程も動かせないことが多いですし、皆安い予約クラスの航空券を
狙いますね。当然です。だから予約クラスの低い航空券から売れていくのです。
なので、繁忙期であればいかに早く予約クラスの低い航空券を押さえるか、が
重要なのです。俺は航空券が出る瞬間を狙います。
その為にも、いつ頃航空券が発売されるかを知っておかなければなりません。
そして、発売されそうな頃には毎日チェックします。もっとも航空会社によって
発売される時期がバラバラなので、事前にどの航空会社がいくらで(最安)販売
されるか、前年の航空券を見てチェックしますけどね。
ちなみに、、、
上期(4月~9月)の航空券は大体2月~3月頃に、
下期(10月~3月)の航空券は大体8月頃に価格が出ます。

なので、その時期に細かくチェックすると繁忙期でも比較的安く航空券を買えます。

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