2011年～2013年はオーロラの当たり年

もう12月か。
2011年は社会的にもイロイロあった年だったけど、俺にもイロイロあった。
・・・残念ながらエロエロはなかった。
間違えだらけのオーロラ鑑賞2011で書いた
ように今年はオーロラの当たり年である。
そしてせっかくカナダに在住しているんだから行かない手はない。
というわけで極北の地はイエローナイフへ行ってきた。
よく言われるようにイエローナイフはカナダのみならず、世界でも有数のオーロラ鑑賞に
適した場所。北米地区ではイエローナイフかアラスカのフェアバンクスが良いと言われる。
他には北欧か南極か、だけど南極でのオーロラ鑑賞は一般的には難しい。
数百万円をポイッと出せるお金があればできるだろうが。。。
で、北欧は海に囲まれていて天候が不安定になりやすい。
よく比較されるのが、オーロラを鑑賞するのにイエローナイフと北欧のどちらが良いかという問。
オーロラを鑑賞するだけならイエローナイフの方がかなり確率は高い。
しかし、他には何もない町なのでオーロラを見られなかった場合は何もできない。
逆にフィンランド等の北欧ではオーロラの鑑賞確率は高くないが、他に観光資源が
豊富なので、オーロラを見ることができなくても旅行に行って何もできなかった、という
事態に陥ることは避けられる。
どっちを選ぶ？
ま、それはもちろん個人の好みだからどっちでも良いけど、イエローナイフの鑑賞確率が
どれくらいか、というと・・・
一般的に言われているのは、
3泊した場合に1日でもオーロラを見ることができる確率は98%
ほぼ見られるわけだ。
で、結論から言うと、俺は3泊して3日とも見ることができた。
晴れ男ならぬオーロラ男なわけだ。
･･･オーロラが見える＝晴れ、というツッコミは不要。
ちなみに夏オーロラのシーズンは8月中旬から9月いっぱいまで。
冬オーロラのシーズンは12月から4月いっぱいまで。
厳密にはGWあたりまでは大丈夫らしい。
その他の季節は天候が安定しないか、昼が長すぎて暗くならないので
オーロラを（出ていても）見ることができない。
バンクーバーからイエローナイフへは冬の間は直行便が出ているものの
夏の時期は直行便がない。よって、カルガリーかエドモントン経由となる。
俺が選んだのはバンクーバーを8時に出てイエローナイフに14時頃に到着するエアカナダの便。
カルガリー経由でもエドモントン経由でも14時頃に到着する便の次は23時過ぎ到着の便しかない。
そして事件は起きた。
フライトキャンセル
バンクーバーの空港へ行ったらいきなりキャンセルされていたよ。
で、職員に尋ねると
「問題ない。1時間後の便に振り替えるから。」
と言うんだけど、問題ありだよ。事前に調べていたんだ。
乗り継ぐ為には8時のフライトじゃないと間に合わない。
実はこの日、夜更かしをしていてほとんど寝ていなかった。
飛行機の中でずっと寝て、夜のオーロラ鑑賞に備えるつもりだった。
計画が全て壊れてしまったではないか。
若干、キレ気味になって
「いいから、飛行機飛ばせ！」
と詰め寄ってみたけど相手にされる。
フライトキャンセルの理由は、おそらく乗客が少なかったからだと思われる。
事前の購入できる価格で大体想像できるので。
こんなことならWestJetにするんだった。
※WestJetとは元々はカナダのLCC（ローコストキャリア）の航空会社だけど
　現在ではAirCanadaに次ぐカナダで2番目の航空会社である。
　総じてAirCanadaより安い。
というわけで、バンクーバーで8時間待つか、エドモントンで8時間待つか、どっちかを
選ぶしかなくなった。バンクーバーの空港は何度も来ているので後者に即決。
・・・長かったさ。
8時間の待機の後、カナディアンノースの飛行機に乗り込んだ。
カナディアンノースはイエローナイフを拠点とする航空会社でエアカナダとマイレージの
提携関係にある。詰め寄ったらカナディアンノースに振り替えてくれたわけさ。
まぁ、それでも到着は22時台なのでエアカナダよりちょっと到着が早くなる程度だけど。
感想は・・・
CAが面白かった。


何をマジマジと見ているんだ！
前頭部の砂漠化進行が著しい俺にとっては他人事ではない。
そこのオッサンの気持ち、分かるぜ。。。
何より嬉しい誤算だったのは飛行機から夕陽を眺めることができたこと。
雲に沈んでいく夕陽、悪くない。しばし見とれた。

そして空の色のグラデュエーション。

そして、定刻通りイエローナイフに到着した。
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