ご無沙汰してます。ショウです。ショウタイムです。
バンクーバーは夏が終わったかと思いきや、再び暖かい日々が
戻ってきました。暑い、ではなく、暖かい、がポイント。
今年は例外的に涼しい夏だったそうなので少しでも暖かい日が
続いて欲しいものです。秋~冬のバンクーバーの気候は哀しい
ものがあるので。
さて、この週末で極北の地はイエローナイフへ行ってきました。
目的は言うまでもなくオーロラ鑑賞。このオーロラについて
かなり世間で誤解されていることが多いので、今回はそれに
ついて書きます。
バンクーバーの生活やロッキーマウンテン旅行についても
書かなければならないんですけどね。
1.オーロラは冬しか見られない
大嘘です。オーロラは年中発生しています。オーロラを見ることが
できる条件がありまして
a.晴れていること
b.日が沈んでいること
です。オーロラが発生するのは地上から100km~400kmの高い位置
なので、気象条件は関係ありませんが、雲があると地上からは
見えないですね。
日照時間が長い時期だと暗くならないので見ることができません。
また、オーロラがよく見えるのはオーロラオーバルと呼ばれる
高緯度帯になります。
俺が見たイエローナイフについて語りますが、10月~11月は天気が
安定しないのでその時期はシーズンではありません。よってオーロラ
鑑賞の為には
a.ある程度夜が長いこと
b.天気が安定していること(雨が降らない時期)
です。つまり、冬の間と8月中旬~9月いっぱいがシーズンだと
いうことです。それと4月~5月上旬までも良い時期だそうです。
オーロラ=冬のイメージは、旅行会社の陰謀でしょう(笑)
夏にオーロラ鑑賞に行ってしまう人が増えると冬の旅行企画の
目玉が売れなくなってしまいますからね。
俺のような寒いのが苦手な人には夏~秋のオーロラはおすすめです。
2.オーロラには周期がある
オーロラの原理は完全には解明されていませんが、太陽の活動と
相関関係があります。太陽風と呼ばれるイオンと電子でできたガスの
風が地球に到達した時、地球の地磁気から力を受けてオーロラオーバル
と呼ばれる地域へと運ばれ、大気中の原子・分子と衝突する際に
光を発する、これがオーロラと呼ばれるものです。
よって、太陽の活動が活発である時ほどオーロラを見るチャンスも
多く、また強いオーロラが現れやすいのです。前回のピークは2001年で
次のピークは2012年~2013年と言われています(これも諸説あります)。
少なくとも今年から2013年にかけては極大期で強いオーロラを見る
チャンスなのです。
3.夏オーロラの魅力
これは寒くない(寒くても3℃とか5℃とか)だけでなく、水面に反射した
オーロラを撮ることができることです。冬には撮ることのできない写真です。
皆さんも夏オーロラに挑戦してみてはいかがでしょうか?
初日に見たオーロラ
2日目に見たオーロラ
3日目に見たオーロラ
以後の記事で詳細に追っていきたいと思います。
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間違いだらけのオーロラ鑑賞2011
2011年9月7日