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チェコ旅行記【10】 ~再びプラハへ~

Sep.14.2007

差し込んできた朝日で目覚めた。7時ちょっと前。
洗面所で顔を洗って着替えるとお腹が減っていることに気がついた。
前日の夕飯でかなり満腹になって、この日の朝は朝食あまり食欲出ない
かな、などと心配していたが無用な心配であった。

早速、食堂へ行き朝食を摂ることにした。
当然ながらビュッフェスタイルで肉類はもとより、パン・スープ・野菜・
デザートとそれぞれ種類が充実している。四つ星ホテルなだけのことはある。
例の姉妹は食事を楽しんでいたので、目が合った時に軽く挨拶を済ませ、
自らも食事を楽しむことにした。どの料理も美味しかったが、ベーコンと
卵を混ぜて焼いたものがかなり美味しかった。

朝食を済ませ、部屋に戻った俺はこの日の予定を大まかに立てた。
9:50にチェスキー・クルムロフを出発し、予定通りなら13:30頃にプラハへ
到着する。まずホテルへ移動してチェックインを済ませ、それから市内の
まだ周ってないところへ行く。それがおそらく15時くらいから可能になる
だろうな、と。やはり移動があるとそんなに時間的な余裕はない。

9:00になったので、荷物をまとめてホテルをチェックアウトし、散策しながら
バス停へと向かった。昼と違って朝方はまだ観光客もそんなにいない(宿泊
客のみ)ので、また違った街並みに見えた。何より川が陽の光を反射して
キラキラ光っていたのが印象的だった。前日に何度も往復した道程だったが
これで見納めとなるとなかなか寂しいものである。もっともチェコ自体がもう
すぐ見納めになってしまうのだが。

バス停に到着すると、観光客らしき人の行列ができていたので迷うこともなかった。
時間通りにバスは到着し、運転手に行き先(チェスキー・ブデヨビツェ)を告げ切符を購入。
乗客全員が座席に座るとすぐに出発。乗ること約1時間、乗換えのチェスキー・
ブデヨビツェへ到着した。

乗換えで注意したのが行き先を間違えないこと。初歩的なことではあるが、
初めての経験であるだけに慎重を期すに越したことはない。
と、いうことで待合所でプラハ行きのバスが何番の停留所から出ているか、を
確認し、窓口のおばちゃんにも確認した。
そんなバカ丁寧な確認をしていたせいか、プラハ行きのバスへの乗り込みは
かなり遅くなってしまい、乗車した時には空き座席は2つくらいしかなかった。
プラハ到着後に市内を周る予定があるので無駄な体力を使うのは極力避けたい。
危ないところであった。大きな荷物を持って立っているだけでも(バスは結構揺れる)
疲れるのである。

予定より20分程度遅れて14時ちょっと前にプラハ市内へ到着。行きのバスが
出ていたフローレンツではなく、見知らぬ駅であった。が、メトロに乗れば
こっちのもの、プラハに来てからメトロはよく利用していたので自信がついていたのだ。
宿泊する『HOTEL EXTOL INN』のメトロ最寄り駅はホレショビツェだったので、
まずはメトロを乗り継ぎ、ホレショビツェ駅まで行った。
駅前の地図を見ても住所の見方がよく分からない。が、周りを見渡したら
『HOTEL EXTOL INN』の案内看板?があるではないか。
トラムで2つ目の停留所で降りて300mのところにあるそうだったので、素直に
従って歩いていたらすぐに見つかった。もうプラハもベテラン気取りであった。

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