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マルタ旅行記【3】 ~マルタ到着~

ドバイ空港にて。(日本との時差は-5時間)

初めてのドバイ空港。実は1日ストップオーバーしてドバイを観るのも悪くない
な、と思っていたけど日程に余裕を持たせる為にそれは諦めていたのです。

その分、空港をしっかり見て『バージュ・アル・アラブ』等で話題の国際都市
ドバイをしっかり感じてやろうと意気込んでました。

10月26日(日) 大阪/関西(KIX) ドバイ(DXB) 23:15 05:55 +1 EK317
10月27日(月) ドバイ(DXB) マルタ(MLA) 08:15 13:20 EK107

飛行機を降りた後は案内に従って乗り継ぎの受付へと進む。
電光掲示板でマルタ行きEK107の搭乗ゲートをチェックし、セキュリティチェック。
こちらも問題などあるわけなくあっさり終了。

事前情報の通りドバイの空港は縦(横?)に一直線な作りとなっています。
なので、乗り継ぎで空港の端から端まで歩かなければならないケースがあり、
それがかなりの距離になるわけです。世界のハブ空港を目指しているだけあります。

その前に、空港内のショッピングエリアを調査しないわけにはいきません。
あ、そうそう。ドバイの空港は24時間空港なので寂しいどころか、そこらじゅう
人・人・人、です。
というよりキャパをオーバーしています。そこらじゅうにシートを敷いて寝ている人が沢山。
それも白人・黒人・アジア系からアラビアンまで多種多様。
世界中の人種のるつぼで見ているだけで飽きません。

それではドバイ空港の様子を。

ドバイ国際空港

黄金のヤシ

ギラギラしています。いかにもお金持ちが作ったという印象。
いや、それだけでも現在のドバイの活力を感じました。

ドバイと言えば、世界最高となる高さ1000メートル以上の超高層タワーの建設
がニュースとなりましたが、そのような空気をひしひしと感じます。

職場の同僚から頼まれていたマスカラを免税店で購入し、マルタ行き飛行機の
搭乗ゲートへ向かいます。チェックインを済ませ、再び待機。

トランジットが2時間というのは通常かなり短めではあるんですが、遅延が
発生しないとそれでも少々待ちます。今回は多少ではあるものの遅延が発生
していましたけど。

ちなみにマルタ行き飛行機の搭乗ゲートでは日本人を見ませんでした。
さすがに日本が絡まないルートだと途端に日本人が減りますね(当然ですが)。

しかし・・・日本人は見なかったものの日本語を話す二人連れがいました。
一人はアジア系、見たところ中国人。風貌から中国人だと思ったのもあります
が、中国人が話すイントネーションの日本語でしたので。もう一人は西洋人。
この二人の組合せが日本語で話しているのが不思議というか、どういう関係なのかなと
見ていたのですが、この後何度も再会することになるとは思いもしませんでした。

ドバイ空港からマルタ行き飛行機を

時間となり飛行機へ乗込んだところ、近くのシートで先ほどの二人組の西洋人
が先に座っていたと思しき白人の老夫婦となにやら揉めています。聞こえて
きた会話と様子で、白人の老夫婦はその西洋人のシートの上に自分の荷物を
乗せている模様。自分のシートの上が空いているにも関わらず。

西洋人が「クレイジーだ!」と抗議しているにも関わらず、頑として要求を
受け入れない老夫婦。西洋人も諦めたのか、老夫婦のシートの上に自分に荷物
を乗せました。

これ、端から見ていた私にも不可解。自分のシートの上が空いているにも
関わらず、なぜ人のシートの頭上の荷物入れに置かないのか。不思議な人
というのはどこにでもいるものです。

さて、フライトの方は定刻通りに離陸し、ここから約8時間でマルタ到着。
と言ってもキプロスのラルナカで1時間ほど止まるのです。
というのも、このフライトはドバイ-ラルナカ-マルタ、で就航しているため。
ラルナカ行きの人とマルタ行きの人が乗機しているのです。ラルナカ行きの人
がラルナカで降機している間、待っていなければならない。

離陸後1時間が経過したころ、またしても朝食です。
時差の影響でこの日は1日が24時間+8時間=32時間あるのです。
というわけで、二回目の朝食(笑)
正直そんなにお腹が空いているわけではないだけれど・・・

メニューは「卵料理」と「鶏肉料理」でしたが、後者をチョイス。
・オレンジジュース
・ミックスグリル
(チキンのグリルにトマトのハーブ風味・ベーコンソーセージ、ベークトビーンズ、フライドポテトを添えて)
・クロワッサン
・マフィン
・紅茶またはコーヒー

と充実。往復のフライトの中で最も美味しいと感じた機内食でした。

機内食3-朝食

食事に満足した後は再び機内エンターテイメント。映画を観たりゲームをしたり
と時間を潰している間にキプロスはラルナカへ到着。
驚いたことにここで乗客の8割は降機しました。圧倒的にマルタよりキプロス
へ行く人の方が多いんですね。
国土も人口もキプロスの方が圧倒的だから当然と言えば当然ですけどね。

ラルナカでは降機する人が多く、落ち着かないので持参した小説(東野圭吾)を読むことにしました。が、ラルナカを離陸しマルタへ向かった後も続きが
気になり3時間も経たないうちに最後まで読んでしまいました。

う~ん、現地や帰りのフライト等空いた時間にでも読もうと思ったんだけど。
小説は1冊では足りません。こういう時はクロスワードの本とか詩集の方が
時間を潰せるというけど全くですね。小説はサクサク読めてしまうので時間
潰しになりません。

そんなわけでマルタ到着1時間半前あた
りに再び軽食です。
相変わらずそんなにお腹空いていません

メニューは
・薄切りサーモンと黒胡椒のパストラミにチーズとハーブを添えたもの
・サンドイッチ
・季節の新鮮なフルーツ
・紅茶またはコーヒー
と確かに軽食。これくらいで丁度良い。

機内食4-軽食

食事の片付けをしている時にCAが皿をトレイに乗せて回収するのですが
クラッシュさせて皿をぶちまけてしまうという事件がありました。

そんな時もCAが怒鳴ったりせず、にこやかに仲間をフォローしていたのが印象的。
航空会社の利用者アンケートでスタッフがフレンドリーというのをエミレーツ
航空で目にしたことがありますが、確かにフレンドリーでしたね。
子連れの乗客がいたのですが、何人ものCAが子供の相手をして一緒に遊んでいたり、と。
それ以外にも、ラルナカでの待ち時間が主ですが何人もの乗客とスタッフが
雑談していたりもしましたね。

個人的には堅苦しいよりあれくらいで良いと思います。乗客をおざなりにして
CA同士でぺちゃくちゃ喋っている、という航空会社もあるようですが、それ
とは違いますからね。

さて、食後の片付けも終了すると到着予定時刻まで1時間程度。
長かったフライトもようやく終了。いよいよマルタへ到着、と思うと
気分が高揚してきました。シートベルトを締め、無事に着陸すると機内の乗客
から一斉に拍手が。釣られて一緒に拍手していました。いいですね、この一体感。

現地時間13:20、ルカ国際空港へ到着。

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