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ブエノスアイレスのおすすめ宿

「アルゼンチンとナイチンゲールどっちがいい?」
小学生の時に流行っていた質問だ。
アルゼンチンという文字を見るたびに思い出すのは、昭和生まれならみんなそうだろう。
もちろん、「あるゼ、チン」じゃなかった「アルゼンチン」と答えていたのは言うまでもない。
「パン、作ったことある?」
「あるよ」
「えー、おまえパンツ食ったことあんのー?」
と、まぁ同レベル。
「みりんって10回言って」
「みりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりんみりん!」
「鼻が長い動物は?」
「きりん!」
より、ちょっとだけ低レベル。
普通の記事を書くと途端にアクセスが減る。
辛口な日記を書くと途端にアクセスが増える。
おまえらそんなに辛口に飢えているのか!
さて、本題に入ろう。
旅仲間が今年ブエノスアイレス(以下、BA)で財布をスられた時の話。
彼の旅行記から抜粋させていただく。
==================================ここから===================================
前方を歩いていた子連れの家族が、前の信号の所で右に曲がりました。
そのとき、上から何かが落ちてきた感じが…。
何か臭いです。何か汚いものが落ちてきたのか…。
鳥が苦手なのですが、もしかして鳥の糞?と思って、立ち止まって上を見上げてしまいました。
すると、後ろから来た50代ぐらいの老夫婦が話してきました。
スペイン語でよく分からなかったが、何か天井を指さして、「ここから落ちてきたんだ。」と言ってる感じ。
何か臭いと思ったら、背中がメチャ汚れてるようで、おばさんの方が塗れたもので拭いてきた。
このとき、カメラを持った右手はそのままジャケットのポケットの中に入れていました。
しばらくしてから来たタクシー拾って、
「俺達はもう行くから、そっちにマクドナルドがある。ジャケットをキレイにしろ!」
みたいに言って、その場から去って行きました。
とりあえず、自分はあまりに臭かったので、急いでホステルに戻ることに。
結局これは鳥の糞ではなく、シンナーなどの入った白いペンキだったと思います。
というかそう信じたいです。髪にも付いたので。
途中スーパーで水だけ買って帰ろうとした。水を買うとき、ジーンズの前のポケットを見ると、
「え!!???財布がない!!!!!!!!!!!!!!」
すぐに、頭に浮かんだのはさっきの出来事です。
どうやらあのときに財布をやられたようです。
上から落ちてきたのではなく、後ろから投げて、当たって割れると白いペンキが出るようなものを
投げられたのでしょう。
それにしても、場所を選んだ犯行。プロですね。しかもタクシーも間違いなくグルです。
外見はちゃんとしたオフィシャルのタクシーだったのに怖い怖い。
これはスリになるのでしょうか?
ガイドブックにはケチャップ強盗と書かれていました。
顔を知ってるから、スリではなく強盗に分類されるっぽいです。
「ケチャップ強盗が多発していて、ケチャップ、マスタード、白いペンキなど色々なものを場所に応じて
使い分けてくる。」と書いてありました。スペイン語やポルトガル語の本ばかり見ていて、
ガイドブックによる治安の調査が不足していたと反省してます。しかも、ブラジルに比べてアルゼンチンは
治安が良いと書いてあったから、警戒レベルが足りなかった…。
実際、スマートな犯罪はアルゼンチンの方が多いようです。さらに、チェックイン後寝ようとしていた
ぐらい長いフライトで疲れていたので、油断していました。
ジーンズにも付いてるよ!など指さされ、片方に注意がいってしまったこともあったから、
おそらくあの時もう一人にやられたのだろう…。
財布を盗られたわけですが、一番の心配がクレジットカード!!
そういえばアトランタで使ってから、財布に入れっ放しだったんだ…。
ただ、手荷物に入れてただけという願いのまま、急いでホステルに戻ったわけですが…、やはりないです。
ホステルの人にも、「ジャケットそんなに汚してどうした??」と言われ、
財布をやられたといったら、「Oh, congratulations!!」と言われた。
でもクレジットも入ってることをいうと、「急いで電話して止めろ!」と電話を使わせてくれた。
==================================ここまで===================================
大事なのはこの後。
翌日から大使館へ行ったり、日本の家族から送金してもらったりと諸手続きを行ったそうだけど
ホステルに帰った彼は宿代を払おうとした。そうしたら、、、ここから再び彼の旅行記をコピペ。
================================ここから抜粋=================================
このホステルの全スタッフ宛のメールで、自分のことが土曜日から話題になっていたとのこと。
そして…、何と3泊無料で良いとのこと!!
いやいや非常に申し訳ないのですが…。
明日出発が早いから、宿泊とはせずにフロントのソファーで寝させてくれとは言ったのですが、
まさか3泊分無料で良いと言ってくれるなんて…。
「私も今まで旅したときに、同じようなことしてもらったことあるから問題ないわ!
日本からせっかく来たのに大変な目に遭ってしまったと思うけど、残りの期間、南米を楽しんでって!!
その代わりもしこのホステルで満足してたら、Hostelworldのレビューは付けて。それで十分だから。」
とのこと。
申し訳ないけど、お言葉に甘えることにしました。さらに、明日の空港までのシャトルバスも無料で
乗って良いとのこと!本当に感謝です。。。名刺もちゃんともらったので、何か日本のもので喜んで
くれそうなものを送ろうと思います。
とりあえずこのホステルの情報です。
Hostel Suites Florida
Florida 328, Buenos Aires, C1005AAH
出入り口
$嫁探し世界旅 ~1/70億の奇跡~  【ショウ official blog】
ラウンジ
$嫁探し世界旅 ~1/70億の奇跡~  【ショウ official blog】
================================ここまで抜粋=================================
ちなみにPCも12台あってインターネットはもとより、印刷まで無料でできるとのこと。
何より、友人が親切にされたらお礼代わりに宿泊するのが俺という男の生き方だ。
これを「幸せのペイフォワード」と個人的に呼んでいる。
日本的に言えば「情けは人の為ならず」というやつだ。
この諺はよく「情けをかけると(甘えるので)その人の為にならない」とよく誤用されるが
正しくは
「情けをかけるとそれが巡り巡って自分に戻ってくる。だから人には親切にしなさい。」
という意味なのだ。
鈴木亜美も41歳の男性と熱愛するわけだ(←もう誰も鈴木亜美には興味なさそうだけど)

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